約 92,261 件
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/505.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1306742825/412-417 ぱあ――――――ん こんな形での目覚めは正直悪くないと思っている俺は重篤なシスコンだ。 久しぶりに妹のビンタで眠りから呼び戻された俺は、リビングのソファーの上で 体を伸ばし、目の前の妹・桐乃の顔を改めて見る。 少しばかり上気したように見えるが、いつも通りに垢抜けた女だ。 つーか、何でビンタなんだよ。優しく起こしてくれてもいいじゃねえか。 「キモ。アンタ、寝ながらニヤついていんのが、超キモいんですケド」 ああ、ニヤついていたのか俺。そういえば、何かスゲーいい夢を見ていたような 気がするが思い出せない。良いところでビンタを喰らって起こされたから 記憶に残ってないぜ。もうちょっと優しくだな‥‥‥と、俺の携帯が震えだした。 あやせからのメール‥‥‥? フッ。返信よりも早く突撃してやるぜ。 「ちょっと、ドコ行くのよ?」という桐乃の声が聞こえた気もするが、 そんなのはあやせと会えることに比べれば些細なことだった。 ‥‥‥‥‥‥ 「お、お兄さん!? いくら何でも早すぎませんか?」 「お前からのメールだからな。光よりも速く参上したぜ」 「ま、まさか、普段からこの家の周りを彷徨いているんじゃ?」 「何をバカな。そんなことはしてないぞ。今のところはな」 「‥‥‥とりあえず、上がってください」 いつものように、あやせの部屋に通された俺。相変わらず整理整頓され、 清楚な石鹸の香りに満たされた部屋は、香水臭い我が妹の部屋や、 線香臭い我が幼なじみの部屋とは全然違う。なんかこう、胸が高鳴る感じだ。 「お茶を淹れてきますので、待っていてください」 そう言うとあやせは階下に降りていった。中学生の女の子の部屋に一人残された 俺は、やや興奮気味に無意味に部屋の中を見回す。勉強机、ベッド、姿見、 そして箪笥と、年相応の部屋の佇まいである。 ん‥‥‥? 箪笥? たんすか。タンスだな。それもあやせの箪笥だ。 でも目の前の箪笥を漁るなんて出来ないよな。なにせ、この手錠が‥‥‥ アレ? 手錠は? 手錠が‥‥‥無い!! 手錠がないのを忘れていたぜ。 どんだけ、手錠に慣らされてたんだ俺。ということは、俺は今、手錠無しで あやせの部屋に一人きり。ようやくあやせの信用を得たもんだと感涙に浸って いると、目の前にはあやせの箪笥。当然中身は‥‥‥あやせのモノの筈だ。 そして箪笥を開けるとそこには ♪あーった あーった あやせの下着 ♪なーらんだ なーらんだ 白 しろ しーろ ♪どの下着見ても きれいだな てな光景が広がるに違いない。というわけで、ここはお約束の箪笥漁りに限る。 あやせが手錠をかけないのが悪いんだぞ! と、開き直りも時には悪くない。 階下でお茶を淹れているあやせが戻るまでのつもりで、俺は箪笥の取っ手に 手をかけた。だがその途端、トントントンと階段を昇る軽やかな足音。 ヤバい! 俺は後ろ髪を引かれながらも箪笥から離れ、元居た位置まで戻ろうと する。が、その瞬間、足が縺れ、あっ、と思う暇もなく転んでしまい、 ゴン とベッドの角に頭をぶつけてしまった。 「―――お兄さん!? どうしたんですか!?」 あやせの声で気を取り戻した俺が見たのは、ラブリーマイエンジェルの顔。 頭を打った俺は情けないことに失神していたらしい。 ツイてねえな、と思いつつ俺は迂闊にも箪笥の方に視線を送ってしまった。 当然、そんな俺の視線の動きをあやせが見逃すわけがない。 「お兄さん‥‥‥? どうして今、私の箪笥の方を見たんですか?」 当然の追求だ。だが今回は箪笥の取っ手に手をかけただけの未遂だ。 断じて開けてない!と正々堂々と言い逃れが出来るはず。 しかしそんな言い逃れがあやせに通用するわけがない。ここは完全否認だな。 「何を言っているんだ。俺はただ転んで気を失っていただけだ」 「どうして、わたしの部屋で転ぶのですか? 座っていただけの筈なのに」 「気のせいだろ」 「ふ~ん。お兄さん? しらばっくれるんですか?」 「何のことだ? 俺にはわからんぞ」 するとあやせは机の引き出しから何やら取り出し、そのブツを俺に見せつける。 「お兄さんご存じですか? 最近は通販で指紋検出キットを売っているんですよ。 箪笥に付いている指紋とお兄さんの指紋を比較しましょう」 げっ!! そんなモノ売っているのかよ!? そしてなんでそれをあやせが!? ヤバい。箪笥を開けてはいないが、取っ手には手をかけた。 ということは指紋が付いているってことだ。 俺の明日はもう無いぞ。どうする京介? こうなったら‥‥‥よしっ! 「うおおおおおおおおお!!」 「きゃっ!!」 俺は大声を上げてあやせを威嚇し、箪笥のあちこちを手で触りまくった。 無論、取っ手も含めてな。これで俺の指紋が出ても言い訳が出来る。完璧だ! 「お兄さん‥‥‥何てことを! 証拠隠滅を図りましたね?」 あやせが光彩の消え失せた目で俺を睨む。まあ、想定内だ。 そしてビンタを俺の左頬に炸裂させた。コレも想定内だ。 あやせは、ビンタを喰らってブッ倒れた俺に向かって指紋採取に使う粉が入った 容器を投げつけた。蓋が開いていたようで、姿見に映る俺の顔は粉まみれ。 酷いもんだ。俺の左頬にはあやせの手形がクッキリと浮き出てやがる。 さすが指紋検出キット。証拠隠滅は正解だったようだ。 そして恐る恐るあやせの顔を見ると、真っ赤に染まったあやせの顔があった。 「―――ッ! あ、ああッ!!!」 俺の顔を見たあやせは酷く動揺した様子でタオルを手に取り、俺に近づいてくる。 ヤバい。タオルで俺の首を絞める気か? マジヤバい。殺される! 俺は全力であやせの部屋から飛び出し、階段を駆け下りて新垣邸から逃げ出した。 前回、あやせの家から逃げ出した時は簡単に逃げ果せたが、今回は違った。 「待てエエエエエエエエ!!」 なんで今日に限って追いかけてくるんだよ? それもタオルを持って。 捕まったらマジ殺される。そして埋められるに違いない。 人生に未練のある俺は逃げる。執拗なあやせの追跡を躱しながら、 現在を、今夜を、そして明日を生きるために。 何とかあやせを振り切った俺が我が家に着くと、玄関から出てきた黒猫と沙織に 会った。そう言えば桐乃のヤツ、この二人と家で遊ぶとか言っていたな。 だがそんな二人は俺の顔を見るなり、 「破廉恥な雄ね。地獄に堕ちるがいいわ」 「京介氏、お盛んですなあ」 確かにあやせの部屋で破廉恥未遂を働いたよ? だけどそのことがビンタの痕 だけでバレるのかよ? 俺が怪訝な表情をしながら玄関のドアを開けると いきなり桐乃と出くわした。桐乃は粉まみれの俺の顔に一瞬驚いた様子に なったが、直ぐに酷く困惑した表情になり声を荒げた。 「ぬあッ!? な、なななな‥‥‥ッ!!」 「俺、そんなに酷い顔か?」 「そ、そこを動かないで!!」 「はい?」 桐乃は俺に『待て』の命令を出すとリビングに飛び込んだ。 一体なんだよ?と思っていると、タオルを手にした桐乃がリビングから出てきた。 ‥‥‥コイツまで俺を殺す気かよ!? 冗談じゃねえ!! 俺が一体何を? と思った次の瞬間、バンッと玄関のドアが乱暴に開けられる音。 外から射し込んだ光でシルエットになった黒髪の美少女は新垣あやせその人だ。 げっ!! ここまで追いかけてきたのかよ? その執念は一体!? そして肩で息をしているあやせの手にはタオルが。ヤバい。殺される! 茶髪と黒髪の美少女二人に挟まれた俺は為す術もなく、取り押さえられた。 そして二人の美少女はタオルで‥‥‥俺の‥‥‥顔、というか右頬をこれでもか と言うほどに擦りまくった。イテテテテ、何をするんだよ!? ‥‥‥‥‥‥ 「お兄さん、どうもお邪魔しました」 あやせはにこやかな表情でそう言うと、まるで何かを成し遂げたかのように 満足そうな様子で我が家をあとにした。さっき玄関に踏み込んできたときとは えらい違いだぜ。 「ア、アンタが暴れるから、力が入ったダケだかんね!」 桐乃はツンケンした表情でそう言うと、やはり何かを成し遂げたかのように 満足そうな様子で二階に上がっていった。 一体何なんだよ? と思っている俺に向けられた視線を感じた。 視線の主は黒猫と沙織だ。俺たち三人の狂乱状態を玄関の外から見ていたようだ。 「今の‥‥‥見てたのか?」 「当たり前でしょ。あれだけの狂った宴を見過ごすほど莫迦じゃないわ」 「いやはや、京介氏は恐るべき女泣かせですなあ」 「女泣かせ? 何を言っているんだ?」 「あら、惚けるのかしら? それとも本当に気付いてないのかしら?」 「意味わかんねえ。何か知っているのなら教えてくれよ」 「貴方が破廉恥で鈍感な雄だと言う自覚を持たせるために、千葉の堕天使が導きを説いてあげるわ」 いつもの通り、厨二病丸出しの黒猫が携帯を弄ると、俺の携帯が震えだした。 「その添付画像をよく見て、スイーツ(笑)共が何を考えていたのか考えて頂戴」 「では拙者共はお暇を」 黒猫と沙織を見送った俺は、送られてきたメールを開き、添付の画像を見た。 そこには、狂乱状態にあった俺たち三人の姿を写した写メが表示されていた。 よく見ろってどういうコトだよ? と思いつつ画像を舐めるように見ると、 俺の右頬‥‥‥? あやせに投げつけられた粉のせいで白っぽくなっている。 ん? 何だコレ? よく見ると何か模様のようなモノが? コレは‥‥‥キスマーク!? 指紋検出の粉でくっきり浮き出てやがる。 でもなんで? どうしてキスマークが?? 『貴方が破廉恥で鈍感な雄』 今になって黒猫の言っていることの意味がわかった。 キスマークなんて付けて表を歩いたら、みっともねえったらありゃしねえ。 あんな必死になるなんて、桐乃もあやせも俺に恥をかかせまいとしたのだろう。 あいつらに感謝しなくちゃな。 それにしても、このキスマーク、一体誰が‥‥‥? 『アメとムチと鈍感』 【了】
https://w.atwiki.jp/dangebirthday/pages/17.html
SS作成方法 このページではダンゲロスSSRに投稿するSSの作成方法・内容の指針を説明します。 作成するSSの「お題」大枠について 今回のゲームでは、参加キャラクターは『コシヒカリ・パンデミックを目論む道明寺羅門の陰謀を阻止するための決死隊』の隊員となって夜が明けるまでにパンデミックの阻止を目指すことになります。ランダムに決まったチームメイトと協力し、パンデミックを阻止してください ゲームの世界観や大会の詳細はストーリー・用語集・NPCをそれぞれご確認ください。 作成するSSの「お題」チームメイト・試合場について キャラクター募集が終わり次第、決死隊メンバーを決定します。このメンバーはGK側によりランダムに決定されます。 また、舞台は希望崎学園敷地内となります。詳細は[舞台]を参照してください 設定上は日没から作戦を開始し、夜明けがタイムリミットとなります。 基本的にチームのPCを軸にSSを作成していただきます。チームに指定されたPC以外との因縁を軸にSSを作成するのは避けていただくようお願いします 作成するSSの「お題」パンデミック阻止の前提条件について ゲーム内で規定されている設定上のパンデミック阻止条件などは以下の通りとなります。 パンデミック阻止条件は 道明寺 羅門の所持するコシヒカリの親株を抹消する 道明寺 羅門にコシヒカリ・パンデミックを諦めさせる その他、何らかの方法でパンデミックの発生が不可能な状況に持ち込む ことです。 また、パンデミックの発生条件は 夜明けを迎え、コシヒカリに陽の光を浴びせてしまう 希望崎学園の敷地からコシヒカリの親株を持ちだされる 決死隊の全滅 のいずれか一つでも満たされた場合となります。 プレイヤーは以上のルールを把握した上で自分のキャラクター、仲間のキャラクター、舞台の設定を踏まえつつ、パンデミックを阻止するSSを書いて投稿してください。 今回のキャンペーンでは参加PC同士でチームを組むことになりますが、SSは各参加者に投稿してもらいます。チームメイトをうまく利用し、パンデミックを阻止するSSを作成してください 作成するSSの内容について キャラクターの設定や能力の応用方法について、キャラクターの設定欄に書かれていないことであっても、後づけで設定を足すことは(それが仲間キャラクターや道明寺羅門に関することであっても)可能です。もちろん無理な後づけは読者を納得させるだけの説得力を持たせる必要があるでしょうから、十分に注意しましょう。 SSは決死隊の任務のみを書く必要はありません。任務の前後を膨らませてもよいでしょう。ただし、あまりにも長すぎるものは読者が途中で読むのをやめたり、朗読ラジオの時間制約上読まれなかったりする可能性はあります。目安としては1万字以下が望ましいと思われます 幕間SSについて また、本戦のSSだけでなく、参加者同士の交流や、自分の(場合によっては仲間の)キャラクターの設定を深める幕間SS(補足SS)を作成するのもよいでしょう。 幕間SSはダンゲロス掲示板に立てた専用の幕間SSスレッド未作成に書きこんでください。 幕間SSに投稿期限はありません。好きな時に書きこみましょう。 幕間SSで事前に書いた設定を使って試合SSを作成するのもよいでしょう。ただし、投票者に幕間SSを読む義務はなく、朗読ラジオでも読まれない可能性が高いことは注意してください。 SSが出来上がったら SS投稿期限内に作成したSSを投稿しましょう。投稿方法は次のページ【SS投稿方法】をご確認ください。 SS投稿期限を過ぎた場合、失格となります。十分にご注意ください。
https://w.atwiki.jp/dansikou-erg/pages/17.html
スレに投下されたSS 1 ◆bZjtHstebs (途中で酉変更有り) 1 ◆DS/442BZKM (酉変更) 1◆DS/442BZKM その2 F・D・C編 1◆DS/442BZKM その3 A・E編 1◆DS/442BZKM その4 E編
https://w.atwiki.jp/wonze/pages/30.html
自慢のSSをw ゴミニィさん浮遊事件。 影の位置と比較してください。
https://w.atwiki.jp/pickup/pages/88.html
ピックアップ!八守時緒(くま)-SS NO.22 伏見さんからの依頼 ゲームURL:こちら⇒ 作品出演:伏見、になし/ぽち王女 Pickup! ⇒ぽち姫を思う二人の兄弟―わんわん帝国の2藩王はただ彼女の笑顔が見たかっただけだった。その必死の思いは逆に空回りして、彼女を泣かせてしまうことに。けれど、ぽちは、やはり帝国の王女であった。紡がれる言葉に、胸を痛める二人。⇒http //www22.atwiki.jp/ogasawara/pages/83.html NO.430 よんたさんからの依頼 ゲームURL:こちら⇒ 作品出演:よんた/森精華 Pickup! 森さんと過ごす秋の園。怒ったり照れたりする森さんが可愛らしい…!SSは冒頭を不機嫌だった森さん視点で書かれています。心のうちが分かると、怒っているのが、とっても愛おしく感じます!⇒http //www22.atwiki.jp/ogasawara/pages/1167.html NO.442 島鍋玖日さんからの依頼 ゲームURL:こちら⇒ 作品出演:島鍋玖日/ヤガミ(サラリーマン) /トラ、ブチ、タマ(鍋の国の猫士) Pickup! 喫茶店でヤガミを待ち受けていたのは女性だった。……待ち合わせ相手は男では? そんな疑問を顔にも出さずに応対するヤガミだが彼女の真意は!? SS後にログを読むとヤガミの心情がわかるのでお勧めです。⇒http //www22.atwiki.jp/ogasawara/pages/1194.html NO.811 小鳥遊敦さんからの依頼 ゲームURL:こちら⇒ 作品出演:小鳥遊敦/白鳥こずえ、千ちゃん Pickup! 千ちゃんの紹介でお見合いをすることになった小鳥遊。通された部屋には、振袖姿のほっそりとした女性が待っていた。今ここから、二人の恋が始まる…!お見合いボーイミーツガール、スタートです!⇒http //www22.atwiki.jp/ogasawara/pages/1862.html
https://w.atwiki.jp/sasaki_ss/pages/742.html
「ある男性が複数の女性から好意を向けられているとして―― その状況にその男性が全く気付かないというのはありえるのだろうか。」 谷口が死ぬほど喜びそうな状況だな。 「そうだな、普通は気付くはずだ。 もしくは気付かないフリしてその状況を楽しんでいる女たらしだな。」 「そうかい。では、キョンはそういう状況になったら気付くという事かな。 それとも気付かないフリして楽しんでいたりするのかい?」 「ああ、俺は気付くだろうな。 でも、俺みたいな普通で頭も良くない奴がそんな状況に絶対なったりはしないけどな。」 古泉みたいなイケメンだったらそういう状況になっているかもな。ああ忌々しい―― ん、なんだか佐々木が難しい顔をしているな。 「でも、何でそんな事聞くんだ?俺みたいなモテない奴に聞いても仕方がないだろう。 自慢じゃないが俺は1度も告白された事もないし付き合ったこともないぜ。」 「僕の知人にそういう状況になっている人が居てね・・・。 橘さん達とちょっと議論してみたのさ。橘さんと藤原は気付いてる派で、僕は気付いてない派だったよ。 九曜さんはちょっとよく分らなかったけどね。でもキョンに聞いてみて僕の意見が正しいと自信を持ったよ。」 「そんな鈍感な奴が居るのか。信じられないな。1度会って小一時間問い詰めてやりたい。 佐々木なら回りくどくて理屈っぽい言葉遣いを改めればそういう状況になるんじゃないか?」 「キョンは僕に普通の女の子みたいな言葉遣いで話して欲しいと思うのかい?」 「いや、俺としては今のままでも構わないが。今の佐々木の言葉遣いに慣れているからな。 あくまでも一般論だ。」 こんな話を佐々木としたんだが、国木田はどう思う? 「キョン、ナイフを持った女性に襲われないようにね・・・」 ん、また俺は朝倉みたいな奴に襲われるのか?何故、国木田がこんな事を言うんだ・・・? 数日後 「キョン、この前の、ある男性が複数の女性から好意を向けられている話なんだが」 「おう、佐々木、またあの話か」 「鈍感説とジゴロ説があったけど、アンケートの結果、ほとんどの人がジゴロ説だったよ。くつくつ」 「当然だな」 「鈍感説は僕と国木田君、古泉君、朝倉さん、君の御母堂様の5人だけ。 どっちか判らないというのが22人で、他の400人程は全てジゴロ説だったよ。 僕達は地動説を唱えるガリレオの気分だよ。『Fool on the hill』の歌の通りに」 確かガリレオの方が正しかったのでは?という突っ込みはしないことにした。 「そんなに差がついたか、というかすごい数に聞いたんだな」 「古泉君や橘さんのおかげだよ。ところで、君はこの結果をどう思うかな?」 「どうも思わん。しいて言えば、順当と言えば順当な結果かな?」 「ちなみに、涼宮さんと鶴屋さんは強硬なジゴロ説を唱えていて、すごいんだよ。二人の説を聞いてみるかい?」 「特に聞きたくはないが」 「『このタイプは陰でいろんな女の子とヤリまくっているのに違いない』だって。さすがにそこまでを信じる人は少ないが」 「俺もハルヒに賛成だな。その本人見ていないので確証は無いが」 「そうかい、ありがとう。くつくつ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 「ということで、僕の調査により、キョンは鈍感ということが判明しました」 「ちょっと、待って、佐々木さん。ジゴロであって、陰でいろんな女の子とヤリまくっていることはキョンも認めているじゃない。だから、正しいのは、あたしの説」 「彼がジゴロなら『そんな鈍感男いるかもしれない』と言うのが当然ですからね。僕達の説が正しいということですね」 「つまり。全て判っているジゴロで鈍感を装っているなら、鈍感説を唱えて自分がジゴロであることをカモフラージュするということですね?」 「ということは、キョンが鈍感説だったなら、キョンはジゴロだったわけか」 「違うよ谷口。鈍感説ならどっちかわからないんだよ」 「ややこしいな、どういうことだ国木田?」 「後でね」 「あのー、佐々木さん。佐々木さんがそう考えることを見越してキョンさんがああ言ったとは考えられませんか?」 時間が止まり沈黙が流れた。 (おしまい)
https://w.atwiki.jp/coffeebreak/pages/6.html
画像 コメント 過ぎ去りし日々のSSをサンプルとしてアップロードしました。
https://w.atwiki.jp/ao-ohanashi/pages/281.html
蒼「…非道いよマスター…ちょっと興味本位で聞いてみただけなのに、そんなにしつこく言わなくても…」 マ「?何を言ってるんだよ?だからそうだって何度も…」 蒼「もうやめてよ!そんな話…聞きたくない…ぐすっ」 マ「だーかーらー。どうしたんだよ蒼?」 蒼「だからそうやっ……!」 言いかけてから、「そう=蒼」という図式にはたと気付く蒼星石 マ「…?どうした?」 蒼「……(今までのマスターの発言を思い出す)…~~~~~!!!////」 マ「お、おいどうしたんだよ?そんな急にゆでだこみたいに真っ赤になったりして…」 蒼「…ますたぁのばか…」
https://w.atwiki.jp/wiki8_infinity/pages/83.html
SSいろいろ
https://w.atwiki.jp/vipdetenho/pages/722.html
SSすみれ=シャープシューターすみれ 弓矢で対戦相手を射殺す麻雀スタイル(いわゆる鉄殺型)。 会見で照の豹変に呆れたり、弓矢で二条泉の頭を狙撃したりと、 周囲の予想に反して和気あいあいとした白糸台高校にあって、ネタに富んだ存在。 白糸台3年生コンビ照菫のカップリングも、根強い人気。